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千葉ニュース
2020/09/10

スプレー缶での施工の流れ

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ニュース

休日と言われても出掛けるのを躊躇してしまう昨今、車のエンジンルーム内パーツをラッカースプレーで塗装をしました。ワーク(塗る対象物)はインタークーラーカバーとヒューズボックスカバーです。塗装前には「アサヒペン パーツクリーナー」で洗浄。各カバー素材は近年色々な樹脂があり、剥がれが心配なので「ユニオンペイント マルチミッチャク剤」を使用し不安要素を取り除きます。ミッチャク剤は軽く薄く塗り、2~3分したら又軽く薄くの2回塗り、うっすら濡れ艶感が出る程度でOK(塗る前後のペーパー掛けは不要)これで不安無く次の工程へ進めます。仕上色は「アサヒペン メタリックスプレー/メタリックレッド」分離しやすい色なので塗る度々攪拌しながら好みの色合いになるまで複数回塗装しますが、黒い素材にそのまま塗ると隠蔽率の関係で大量に塗料を使うので「アトム ラッカースプレーE/シルバー」を中塗りしておきました。夏場の重ね塗りの塗装間隔は20分、最終仕上げに「ウレタンクリヤー」を持ってくるなら別ですが「(カラー)ラッカー」の上に「(クリヤー)ラッカー」を塗装する場合、すぐ塗ると溶剤が馴染んで艶が出づらいのでハッキリ色分け・艶出ししたい場合(シルバー~メタリックレッド=馴染んでも気にならない/メタリックレッド+クリヤー=馴染ませたくない、くっきり艶を出したい)最低でも半日は間を空けます。そして更に艶を出したい場合1週間後、コンパウンドで磨き込みます。まぁ、全ては自己満足の世界なのですが~ まだ余り物が有りますので多分次回もスプレー缶での塗装レポート、今回の復習になる予定です(笑)

= 千葉営業所 所長 北野芳宏 =